ポエム
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反骨
私は貧しく育ちました。

ある日は、酒に酔ったオヤジに馬乗りで殴られ

ある日は、逆にガチガチに厳しい母親に殴られて

新聞配達に目が腫れたまま行く少年でした。

絵を描いても、字を書いても…
「おかしい、ヘタクソ」と言われ
歌えば
「うるさい黙れ」と言われ
テストで点が、悪いと
「アホ、バカ」と言われ、殴られるような
日が続きました。


進学校の高校に入り
「大学に行く金などない」と言われ
校則をやぶり、夜中にバイトしてました。

卒業しても生きなくてはならないので
自衛隊に入り
数年間鍛えました。

社会に出て、「学歴の壁、資格の壁」を、知り

安い通信の、短期大学を、卒業して
四年制の大学に編入したのですが
金と時間がなくなり、四年目で力尽きました。

資格の勉強は
金と時間がかからないように、
ブックオフの本で勉強していくつか取り

「実務経験」とやらを積む為に
仕事後にバイトに出ます。


…何が幸せで
…何が人並みなのか
自分でもわからなくなってきたけど…



私は、決して
グレません。
私は、決して
笑えない悪意は出しません。
私は、決して
…愛を忘れません。



どんな環境で育っても…

夢など、とっくに諦めて忘れたとしても…
生きていくのに「愛」を忘れてはいけないのです。




チクショウ
クソっ
なんて、骨の髄まで染みています。



でも私は生きてるのです。



自分。頑張れ。
19/06/21 02:17更新 / かなめ



談話室



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