今日もキミと会話ができた。…
他愛ない仕事の話に、僕はわずかな冗談を挟んで。
１分あっただろうか。…
でも、僕は嬉しいんだ。
キミと話せただけで、キミの近くに寄れただけで
ただそれだけで、心は踊る。
キミの目、表情…その手を見る度に
僕はキミに恋をする。
話せただけでしかない現実。
明日はキミと話せるだろうか。明日もキミと話すことができたらいいな。
現実は理想とは程遠いことが
僕の胸の奥を締めつける。
話せただけで、ほんの僅かな幸せで、ほんの僅かな幸運だ。
話せただけで…そうなんだけど
そう思わなきゃいけないんだけど…
本当は
…話せた言葉じゃなくて
…言えてない想いを伝えたいんだ。