ナオナオ
下の名で…呼ぶ癖がなくて
小さい時からそうで…
…そのまま大人になってしまったから
なおさら、簡単に名前で呼べない。
…こわいから。
キミの名前なんて、最初から知っているさ。
キミの名前なんて、漢字もわかるさ。
キミの名前なんて、なんてステキなんだって…思うさ。
でも
俺、大人だし
俺、下の名前で呼ぶ癖がないから
…キミの名前を呼べない。
…キミの名前を呼びたいのに
その数文字を
今日も言えそうにないのさ。
蚊の鳴くような声で…誰にも聞かれぬように
キミの名前を呼んでみる。
キミのことを想う。
想いを思う程に…
尚更に…名前を呼ぶのは困難だ。
キミのそのステキな
美しいとさえ思う名前を…
声に変えるのは
夢のようだ。
…本当に、その一言が
切なすぎて…俺の息を止め、胸を締めつける。
考えるほど
なおさら…なおさら…
小さい時からそうで…
…そのまま大人になってしまったから
なおさら、簡単に名前で呼べない。
…こわいから。
キミの名前なんて、最初から知っているさ。
キミの名前なんて、漢字もわかるさ。
キミの名前なんて、なんてステキなんだって…思うさ。
でも
俺、大人だし
俺、下の名前で呼ぶ癖がないから
…キミの名前を呼べない。
…キミの名前を呼びたいのに
その数文字を
今日も言えそうにないのさ。
蚊の鳴くような声で…誰にも聞かれぬように
キミの名前を呼んでみる。
キミのことを想う。
想いを思う程に…
尚更に…名前を呼ぶのは困難だ。
キミのそのステキな
美しいとさえ思う名前を…
声に変えるのは
夢のようだ。
…本当に、その一言が
切なすぎて…俺の息を止め、胸を締めつける。
考えるほど
なおさら…なおさら…