ポエム
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私小説
昨今体験の機会というのが減りまして
まあそれはコロナのせいでありますが
人間関係の体験機会というものが特段少なくなりまして
私が小説の初期に登場していたBやKは
登場人物が少なくなると物語が書きにくくなるので彼らに登場してもらっていますが
だんだんと想像の部類に入りつつあります。
それでいて未だ私小説を謳っているのですから
私のこの引きこもり6畳くらいの部屋に
(こういう時は大抵4畳が普通なんでしょうが)
想像上のBやKが遊びに来たりしています。
しかし、万が一BやKが私の書いた私小説を読んだら気味が悪いと思うのではないかと思い
久々に会おうと
そして私小説の完成のためにも彼らを私の部屋に引き摺り込もうと
思い立ったのですが
もはやフィクションにしてしまえば良いのではないかとも思うのです。
私の頑固さと虚栄心が怠惰性と今も無益な戦いをしているのです。
21/09/26 12:53更新 / 很庸太郎



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