サイバーパンク
機械とは機能である
機能しない機械とは機械と言えず
しかし私はその壊れた機能を持たぬ機械を求め
目は無数の配線の蠢きを求め
鼻は液晶の漏れを吸い込み
耳は壊れた画面の砂嵐を雑音としない
口はハンダゴテの膨らみを見るだけで涎だらけに
手は蕩けたネジの塊の中を傷つきながら進み
足にはいつの間にかタイヤがついている
心臓の戦車エンジンは唸り
進めど肉体は速さについていけず
あっという間にサイボーグ
機能しない機械とは機械と言えず
しかし私はその壊れた機能を持たぬ機械を求め
目は無数の配線の蠢きを求め
鼻は液晶の漏れを吸い込み
耳は壊れた画面の砂嵐を雑音としない
口はハンダゴテの膨らみを見るだけで涎だらけに
手は蕩けたネジの塊の中を傷つきながら進み
足にはいつの間にかタイヤがついている
心臓の戦車エンジンは唸り
進めど肉体は速さについていけず
あっという間にサイボーグ