ポエム
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人生は音楽?
私は音楽を奏でない

どうして私が音楽を奏でられようか
だが、私の人生は音楽であり
また、私はどうしても音楽を奏でたいと願うのであるが
どうしても音楽は私を拒み
私は演奏家や歌手に歌われるしかない

口笛や鼻歌の許されない時代に生まれてきた
我々に音楽は既成の楽譜を与え
我々を導く
我々はそこの記号に逆らってはならない
フィーネまで行く道は簡単である

そして青年期の終了とともに
音楽さえ放棄することを
強く推奨され
社会という反動のみが原動力の
ものに入ることが求められる
21/07/07 10:28更新 / 很庸太郎



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