階段
坂
における
平坦
果たして地球というものは本当に
凸凹としているのであろうか
坂にさえ
平坦を作りたいというのか
そして石を積み上げては
その石を登るのさえ
忌避し
石を削って
平坦を作ってしまった
私は三途の河原の鬼であり
地球を真っ平らにしてしまい
おまいらは地面に這いつくばって
まさに二次元的存在であり
横から見ると
見えない
おまいらを
何個重ねても
見えない
とうとう世界は私のものになったのであろうか
しかしおまいらを踏み潰し
どこまでも上へ上へと
上り詰めるたび
前しか見られない
目が屈折して
私を睨むのであった
における
平坦
果たして地球というものは本当に
凸凹としているのであろうか
坂にさえ
平坦を作りたいというのか
そして石を積み上げては
その石を登るのさえ
忌避し
石を削って
平坦を作ってしまった
私は三途の河原の鬼であり
地球を真っ平らにしてしまい
おまいらは地面に這いつくばって
まさに二次元的存在であり
横から見ると
見えない
おまいらを
何個重ねても
見えない
とうとう世界は私のものになったのであろうか
しかしおまいらを踏み潰し
どこまでも上へ上へと
上り詰めるたび
前しか見られない
目が屈折して
私を睨むのであった