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娘と私の話

今日ね、思ったんです。

私に何が出来るんだろうって。

でも、よく考えたら

あなたは私に

何かを買ってくれるわけでも

どこかへ連れて行ってくれるわけでもない。

 
それなのに私にとってあなたは

私の生きていく理由で

私の希望で

かけがえのない

何にも代えることのできない

唯一の存在。

あなたがただ側にいて

笑ったり怒ったり泣いたり

そうやって一緒にいて

過ごしていくだけで

私の心をこのうえなく満たしてくれる。  

だから私も、

自分に何が出来るか

力を入れて考えなくて

いいんじゃないかって

そう思ったんです。

あなたの

楽しそうに笑う顔を見たとき

泣いた時に抱きしめた時

私を見つけて嬉しそうに

駆け寄ってきてくれる時

すねた顔をしたとき

私が怒って、あなたも怒って

でもすぐにギュって抱きついてきてくれる時

何でもないことなのに

いつも「ありがとう」って言ってくれる時

私が誉めると

嬉しそうに誇らしい顔をする時

あなたは私をたくさんたくさん

幸せにしてくれる

それは、

きっと人から見ればたいしたことじゃないんだけど

私にとって宝物のあなたが笑うと

私の心は幸せいっぱいになるんだ。

あなたのように

私もいつか私の側にいてくれる人に

出逢えた時は

背伸びせず、力まず、

あなたのようになりたいな。

あなたが笑ってくれることに

幸せを感じるように

私の幸せを自分の幸せと

感じてくれる人がきっといるはず。


背伸びしたって、
逆立ちしたって
私以上にも私以下にもなれない。


愛するということを
あなたに教えてもらったから。

愛されるということを
あなたに教えてもらったから。


19/03/07 22:27更新 / リリス



談話室



■作者メッセージ
読んでくださってありがとうございます(*^-^*)大切な娘とのことを書きました(*^-^*)

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