反吐を吐いて 自分より
弱いと確信して
恋をしようが 愛を得ようが
気持ち悪いと嘲る裏側で
どうして自分は どうして自分だけ

焦る募る裏返す
突きつけた切っ先が
ほらあなたの後ろで
鋭く光ってる
次は誰だと 焦燥の炎

唾を吐いて 自分だけ
違うと盲信の日々
繋がるのは 受け入れるのは
気持ち悪いと嘲るその時に
どうにか自分は どうにか自分だけ

嗤う飽きる繰り返す
突きつけた指先が
ほらあなたを向いて
折れもせずに
次の誰かを 焦燥の渦

狼狽えるのは 必要のない
焦燥を抱えて 砂よりもろい
自分を認めているから
若くとも 老いてゆけども
偽るのは 必要のない
焦燥に駆られて 砂より軽い
自分を認めているから

決める嘲る押し付ける
覗き見た眼差しが
ほらあなたを見つけて
微笑んでる
次の獲物へ 焦燥の時