あぶくと猫と死んだ街に置き去りの時代
黒猫が歩く
灼けたアスファルト
一人ぼっちで歩く
陽炎の踊る坂道
横切って飛び込んだ植え込み
むせかえるような甘くて
湿った土の匂い
死んだ街に置き去りの時代が
古いタイルになって
四角い建物になって
そのまま墓標のように
立ち尽くす1980年に勿論僕は生まれてない
お金と希望と明るさが有り余ってたおとぎ話
お金と欲望と浅はかさで腐りはてた地獄絵図
黒猫は歩く
濡れたアスファルト
一人ぼっちで歩く
水たまりにうつる青空
横切って飛び込んだ道路に
むせかえるような赤くて
生臭い命の滴り
死んだ街に置き去りの時代は
青いタイルになって
四角いコンクリになって
さながら磔のように
呆然とした1990年代に今でも僕ら縛られて
お金も希望も明るさも搾り取ってくつくり話
お金と欲望は浅はかだと決めつけた地獄絵図
灼けたアスファルト
一人ぼっちで歩く
陽炎の踊る坂道
横切って飛び込んだ植え込み
むせかえるような甘くて
湿った土の匂い
死んだ街に置き去りの時代が
古いタイルになって
四角い建物になって
そのまま墓標のように
立ち尽くす1980年に勿論僕は生まれてない
お金と希望と明るさが有り余ってたおとぎ話
お金と欲望と浅はかさで腐りはてた地獄絵図
黒猫は歩く
濡れたアスファルト
一人ぼっちで歩く
水たまりにうつる青空
横切って飛び込んだ道路に
むせかえるような赤くて
生臭い命の滴り
死んだ街に置き去りの時代は
青いタイルになって
四角いコンクリになって
さながら磔のように
呆然とした1990年代に今でも僕ら縛られて
お金も希望も明るさも搾り取ってくつくり話
お金と欲望は浅はかだと決めつけた地獄絵図