改名記念即興詞「無題のテキスト part2」
誰かに見せたくて
確かに書いているけど
誰にも見られやしないと
好き勝手書いているけど
背中を丸めて紡ぎ出して
思いついたらまた繰り返して
今度は誰に読まれるのだろう
砂に書いた手紙のように
消えてしまう事も無く
雲に浮かべた言葉のように
流れ去る事も無い
保存して移動して
切り取ったら貼り付けて
今度は何処に載せられるだろう
こんな事がいつまで
続けられるのかなあと
月を見上げたり仕事を休んだり
明日より今日、今日より昨日が
言葉にする傍から消えてゆく
泡になって風にのって
確かに書いているけど
誰にも見られやしないと
好き勝手書いているけど
背中を丸めて紡ぎ出して
思いついたらまた繰り返して
今度は誰に読まれるのだろう
砂に書いた手紙のように
消えてしまう事も無く
雲に浮かべた言葉のように
流れ去る事も無い
保存して移動して
切り取ったら貼り付けて
今度は何処に載せられるだろう
こんな事がいつまで
続けられるのかなあと
月を見上げたり仕事を休んだり
明日より今日、今日より昨日が
言葉にする傍から消えてゆく
泡になって風にのって