空を歩くひと
あのひともきっと
やり場のないこの世界で
優しいひとだった
さよならも言わずに
記憶の空へ消えたひと
心に穴が開いて
寒くて震えていた
それでも握りしめた
指先の温もりを信じた
あのひとはきっと
やり場のない叫び声を
抱えたひとだった
愛してるとひとこと
記憶の空を歩くひと
心に穴を開けて
流れる血潮を見た
縋るように信じてた
指先の感触を感じてた
帰ろう、記憶の中の街へ
煙った朝のにおいが
懐かしい海と山と
雑踏が待つふるさとへ
帰ろう、記憶の中の街へ
緑の初夏のにおいが
眩しくて海も山も
駆け巡ったあのころへ
やり場のないこの世界で
優しいひとだった
さよならも言わずに
記憶の空へ消えたひと
心に穴が開いて
寒くて震えていた
それでも握りしめた
指先の温もりを信じた
あのひとはきっと
やり場のない叫び声を
抱えたひとだった
愛してるとひとこと
記憶の空を歩くひと
心に穴を開けて
流れる血潮を見た
縋るように信じてた
指先の感触を感じてた
帰ろう、記憶の中の街へ
煙った朝のにおいが
懐かしい海と山と
雑踏が待つふるさとへ
帰ろう、記憶の中の街へ
緑の初夏のにおいが
眩しくて海も山も
駆け巡ったあのころへ