巽ヶ丘55
君だけの特別な僕でありたくて
僕だけの特別な君が欲しくって
悲しいぐらいに凡庸な
自分だけを運ぶスカイライン
空っぽのサイドシート
僕だけが凡庸で置いてかれて
僕は何をしてるんだろう
一体何をしてるんだろう
何処にも行き場などないのに
誰にも愛されてやしないのに
君だけの特別な人がいるとして
僕だけの特別な君がいるとして
泣けてくるほど平凡な
自分だけが座るスカイライン
空っぽの県道55号
僕だけが平凡に老いて枯れて
僕は何をしてたんだろう
今迄何をしてたんだろう
何処にも行けやしなかったよ
誰にも愛されやしなかったよ
赤い特急列車が
走る線路沿いの
真っすぐ曲がる
県道55号いま
いま日が暮れる
もう日が暮れる
何処にも帰れないんだよ
誰も待っててくれないよ
僕は何をしてたんだろう
誰を愛してたんだろう
記憶は、気持ちは、温もりは
走って、跳ねて、走って、跳ねて
遠くへ、遠くへ、近づいてから遠ざかる
いま日が暮れる
もう日が暮れる
僕だけの特別な君が欲しくって
悲しいぐらいに凡庸な
自分だけを運ぶスカイライン
空っぽのサイドシート
僕だけが凡庸で置いてかれて
僕は何をしてるんだろう
一体何をしてるんだろう
何処にも行き場などないのに
誰にも愛されてやしないのに
君だけの特別な人がいるとして
僕だけの特別な君がいるとして
泣けてくるほど平凡な
自分だけが座るスカイライン
空っぽの県道55号
僕だけが平凡に老いて枯れて
僕は何をしてたんだろう
今迄何をしてたんだろう
何処にも行けやしなかったよ
誰にも愛されやしなかったよ
赤い特急列車が
走る線路沿いの
真っすぐ曲がる
県道55号いま
いま日が暮れる
もう日が暮れる
何処にも帰れないんだよ
誰も待っててくれないよ
僕は何をしてたんだろう
誰を愛してたんだろう
記憶は、気持ちは、温もりは
走って、跳ねて、走って、跳ねて
遠くへ、遠くへ、近づいてから遠ざかる
いま日が暮れる
もう日が暮れる