BRAMBLES
無為な日常に
無駄な行為が
からみついて
足を取られて
腕をもがれて
生きているよ
洗面台に立ち尽くして
鏡の中の自分を見る
心を殺して仕事をしよう
光を消して仕事に行こう
身から出た錆が茨のように
からみついて
足を取られて
腕をもがれて
生きていくの
春を待ち続けるだけのつもりが
夏をやり過ごすだけのつもりが
秋に目を覚ますだけのつもりが
冬に全てを失っていたことにも
気付かないまま茨だけが
からみついて
足を取られて
腕をもがれて
生きているよ
生きているよ
目玉を貫いて
喉を絞めつけ
心臓に突き刺さった茨に
足を取られて
腕をもがれて
全ては奪われたのではなく
自ら投げだしてしまっただけ
茨なんてどこにもない
自らを縛り付けた
まぼろしのBRAMBLES
無駄な行為が
からみついて
足を取られて
腕をもがれて
生きているよ
洗面台に立ち尽くして
鏡の中の自分を見る
心を殺して仕事をしよう
光を消して仕事に行こう
身から出た錆が茨のように
からみついて
足を取られて
腕をもがれて
生きていくの
春を待ち続けるだけのつもりが
夏をやり過ごすだけのつもりが
秋に目を覚ますだけのつもりが
冬に全てを失っていたことにも
気付かないまま茨だけが
からみついて
足を取られて
腕をもがれて
生きているよ
生きているよ
目玉を貫いて
喉を絞めつけ
心臓に突き刺さった茨に
足を取られて
腕をもがれて
全ては奪われたのではなく
自ら投げだしてしまっただけ
茨なんてどこにもない
自らを縛り付けた
まぼろしのBRAMBLES