LOSER
この街でこのままで
暮らしていれば
夢見た未来は遥かに遠く
夢のような暮らしも遠退く
烙印だけを胸に秘めて
静かに暮らしてゆけるなら
どれほど身軽で、楽になれるだろう
輝く眩しい人たちを
劣等感を噛み締めて
見つめ続けていたけれど
気が付いたときには
劣等感が染み付いて
何処を向いて誰を見ても
この街でこのままで
暮らしてるなら
夢見た未来は何処かの海へ
夢のような暮らしは波がさらって
烙印だけが胸に残って
静かに暮らしてゆくのだろう
どれほど惨めで、退屈だろう
気付かないフリも出来ないぐらい
劣等感が手遅れで
何処を向いて誰を見ても
烙印だけを胸に秘めて
静かに暮らしてゆけるなら
どれほど身軽で、楽になれるだろう
どれほど身軽で、楽になれるだろう