蝉はなぜそこに留まるのか
蝉はなぜそこに留まるのか。
見れば、どこにでも留まっている。
木はもちろん
電柱、マンション、ブロック塀
果ては人にまで留まる。
何をもって
何で判断して
そこに留まるのか。
もちろん僕らには
わかるはずもないのだけれど。
ただ、蝉たちは自由だ。
どこに行くのも自由で、
どこに留まって、
どんな風に鳴くのか。
全て自由であることが
僕を救った。
明日にでも僕らは、
体一つでオーストラリアに行って、
この国と逆の緯度の地で
ビールでも飲みながら
陽だまりの中、うたた寝をすることもできるんだ。
同じように、
蝉はどこに留まろうとも
戻らない時を
穏やかに
見守るように過ごすんだ。
そう。僕らだってそう。
見れば、どこにでも留まっている。
木はもちろん
電柱、マンション、ブロック塀
果ては人にまで留まる。
何をもって
何で判断して
そこに留まるのか。
もちろん僕らには
わかるはずもないのだけれど。
ただ、蝉たちは自由だ。
どこに行くのも自由で、
どこに留まって、
どんな風に鳴くのか。
全て自由であることが
僕を救った。
明日にでも僕らは、
体一つでオーストラリアに行って、
この国と逆の緯度の地で
ビールでも飲みながら
陽だまりの中、うたた寝をすることもできるんだ。
同じように、
蝉はどこに留まろうとも
戻らない時を
穏やかに
見守るように過ごすんだ。
そう。僕らだってそう。