ポエム
[TOP]
生身
「他者は、機械だろうか。」

つまり、君が生身の人間であるという保証はどこにもないということ。

たとえ、どんなに言葉を繕おうとも。

同じように、あなたも、僕が生身の人間であるか、疑っているのでしょう。

僕は、僕だけは、生きている。なんて。

これが最後の絶対的境界。超えられない壁。

でも、できるだけその壁と対峙し、寄り添っていたい。

そして、僕の体温で、いつか、

いつの日かこの壁が溶ける日が来ますように。
20/05/06 00:55更新 / 伊那秋菜



談話室



■作者メッセージ
一度は皆さんも考えたことあるんじゃないかなぁ。

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c