ポエム
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命のオレンジ
シャワーの音

シャンプーの香り

夕ご飯の醤油の風

赤に映える黒い点

空を割る電線

照り返る水面

鉄橋を滑る列車

オレンジは、偉大だ。

夕陽に貫かれ、溶けたい。

そして、夕陽が放つ光線の粒子に生まれ変わって、

君の意識へと潜り込む。

20/05/02 17:39更新 / 伊那秋菜



談話室



■作者メッセージ
あまり意識していなかったのですが、夕方の詩が多いです。過去の記憶も西空が多いので、生来、夕方が好きなのだなと感じました。

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