ポエム
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鍛錬の詩
どうやら、誰かさんが、

暴力で教育するとかいう、

トンチンカンな事を話していたそうだ。

言うまでもなく、物理的攻撃は許されない。

痛みは恐怖しか残さない。

そもそも、暴力とは、言葉で伝えられないから、起きるものなのだ。
本来恥ずべきものなのだ。

暴力は、諦めだ。
自身の知力に対する諦念だ。

僕は、それだけは絶対に、諦めたくない。

理解してもらえないのなら、それは、自身の言葉が及ばないということが全てである。

僕は、言葉の力を信じたい。
少しでも、人の心に刻めるように。
少しでも、互いに通じ合えるように。

僕の詩は、そのための、鍛錬の詩。
20/03/18 00:29更新 / 伊那秋菜



談話室



■作者メッセージ
某ヨットスクールの件です。

人間が、他の動物と何が違うか。それは、記号、文字、言語、文脈を理解できることだと僕は考えております。

言葉こそ、人間です。僕は人間でありたい。

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