ポエム
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戒律一ヶ条
貴方が歩けなくなったとき、思い知りました。

ただ、横に並んで歩くことでさえ幸せであったと。

すなわち、単純ですが、どの瞬間もかけがえのないものとして慈しんでいたい。

どんなに涙を流しても、失ったものは帰っては来ませんから。

今、最大の愛情を注いでいるのなら、

将来、それを失ってしまったとしても、

きっとまた、愛することができるのではないか。

失うことを恐れるのではなく、

今あるものを数えていたい。

後悔だけは、しないように。

戒めよ。全次元の僕。
20/03/17 23:30更新 / 伊那秋菜



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