気ままなやつ
いつも、世界は退屈だ。
あーつまらない。なんて、つまらない毎日。
私は、もう少し世界に期待していた。
都会に出れば、キラキラした世界を期待していた。
来たばかりの時は、全てが輝いて見えた。
こんなに知らないことがあったのか。と驚いた。
些細な、発見が幸せだった。
それでも、10年もすればそれは全て日常になる。
天気はいつも分厚い雲に覆われてる。
仕事終わりに、こっそり見つけたお気に入りのお店。
毎日通えると思っていたのに。
私の歩みを鉄の壁が邪魔をする。
そこには、一枚の貼り紙。
たった2文字の「終了」という言葉だけで私を閉め出した。
この2文字が私の足を何倍も重くする。
こんな世界で生きてる私ってなんなんだろう。
疎遠になった友人への着信コールが流れるが、止まる気配はなく、私を理解してくれてるのか、雨が降りだした。
私は、別に求められたいとは思っていない。ただ、私の幸せを奪わないで欲しい。
なんて、思い始めている私も、きっとつまらない人間なのだろう。
コンビニ弁当が似合う女なんてそうそういない。
こんなのが日常ならいらない。
もっと発見が多い世界に行きたい。
大人はつまらない。
子供のままでいたい。
こんな、ワガママを愛せない私は矛盾している。
それでも、世界は動いて、そんな気楽さに嫉妬する。
あーつまらない。なんて、つまらない毎日。
私は、もう少し世界に期待していた。
都会に出れば、キラキラした世界を期待していた。
来たばかりの時は、全てが輝いて見えた。
こんなに知らないことがあったのか。と驚いた。
些細な、発見が幸せだった。
それでも、10年もすればそれは全て日常になる。
天気はいつも分厚い雲に覆われてる。
仕事終わりに、こっそり見つけたお気に入りのお店。
毎日通えると思っていたのに。
私の歩みを鉄の壁が邪魔をする。
そこには、一枚の貼り紙。
たった2文字の「終了」という言葉だけで私を閉め出した。
この2文字が私の足を何倍も重くする。
こんな世界で生きてる私ってなんなんだろう。
疎遠になった友人への着信コールが流れるが、止まる気配はなく、私を理解してくれてるのか、雨が降りだした。
私は、別に求められたいとは思っていない。ただ、私の幸せを奪わないで欲しい。
なんて、思い始めている私も、きっとつまらない人間なのだろう。
コンビニ弁当が似合う女なんてそうそういない。
こんなのが日常ならいらない。
もっと発見が多い世界に行きたい。
大人はつまらない。
子供のままでいたい。
こんな、ワガママを愛せない私は矛盾している。
それでも、世界は動いて、そんな気楽さに嫉妬する。