ポエム
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消えゆくものたち


短歌七首

砂浜でじっと遠くを見つめてる犬の瞳に冷たい三日月



人生をゲームに喩えた過去のオレ、いま荒野をゆく背を押してくれ



小雪舞う透きとおるような青空に幸多かれと希う旅立ち



鈍いんじゃないんだ気持ちが弱いから知らないふりをして下をみる



土曜日の夕方あたりに灯りだすすこし賑やかみたいな星たち



正しくは無いと知ってる正しさを追える強さが欲しいと願う



しわくちゃになっても喧嘩はしてたいね夫婦漫才みたいな口調で







23/06/17 08:51更新 / 花澤悠



談話室



■作者メッセージ
さまざまな日に、さまざまなお題に対して書いた短歌です。
統一性がなくて、ごめんなさい。

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