逃げられない真っ白な希望
いちゃいけない人が
ここにいるでしょ?
あたしのことだよ、もちのろん。
ダメなのに、
こんなところにいちゃ、
嫌われるのに。
わかっていても、
どうしても
逃げられない!
どよもす海の砂浜で
レジャーシートに寝そべりながら
たそがれ夕陽を眺めつつ
ぼんやり過ごしていたいのです。
でも、どうしても、
あたしがいちゃイヤな人が
いるでしょう?
べっつにね、
いたくて、いるわけじゃないんだ。
痛くても、いてあげてるわけでもないけどね笑。
でも、とにかく、
あたしは過去最高に幸せ薄い日々には、
その微笑みを寂しげといわれたり、
その情熱をウザいっていわれたり、
『いったいあたしゃ、どうすりゃいいのよ』
状態なときもあったから、
そのときのこと、思えば、ね?
いるだの、
いないだのは、
あたしが勝手に決めるから!
だって、
人は、『自らに、依って立つべき愚かな生き物』、
でしょ?
嫌われるの、
わかっていても、
こんなところに、いつづけなければならない、
それもせずに、
すべてを他人に委ねたまま、
まさか、逃げるわけには、いかないわ。
そんなことでは、
あたしが、すたるわ。
だから、あたしは、
現在最高の微笑みを浮かべ、
微笑みでその相手を黙らせようとしたの、
ちょっと、なんかを、売ってる気もしたけど。
あたしは、あたしだから。
ちょっとは、気をつけなさいよ、
この社会は、暗く、黒く、嘘守りの木が
いまも映っている、
まるで、心を揺すぶるアレな少年の居場所なんだから。
そんな真っ白な希望ばかりを考え
夜を迎える者は、あたしと、
それみてくれてるかわいい、
あなた以外にいるわけないだろ、が?