知らなかった答え
『生きていてもいいですか?
と
だれも問いたい
その答えを
だれもが知ってるから
だれも問えない』
これ、
なんてったっけ?
国語の
古文かな
の授業でかつて習ったけど
反語
みたいな意味なんよねー?
ちゃうか、
反語でさえないか、
その答えをだれもが知ってるんやから
そのままに
ただの
絶望歌、か。
いっちゃん、好きなのは
「タクシードライバー」
かな?
エレーンは、
でも
あたし推しの
中島みゆきさんの
ベストテンには、ギリ入りそう。
ちゃうねん、
云いたいことは、そんなことやないねん。
生きていても、
いいですか?
って、
もう最後はお金の話になるよね?
ま、中島みゆきさんの
この歌には、
ちゃんとそのへん書かれてて
さすがやなぁと想うんやけどね、
人って
じつは
お金さえあれば
生きてゆける
じゃ、
ぎゃくに
お金がなければ
生きてゆけない。
知ってる?
そんな
たいせつなこと。
わずかのあいだに
億だの
何十億だの
かせいだ
全財産、失ったけど
もう一度大金持ちになった
全財産、失って、
借金苦に苦しみ
なんとか
金持ちに戻れた。
そんなの、
ぜんぶ『人』じゃないからね
あくまでも『とくべつな人』たち。
じぶんもそう、
とくべつの目があるかもしれないとか
想ってるなら、
ごめん、
その人には
とくべつな目は、ないわ。
とくべつなヤツラは
ほんとうに
ちゃんとわかるよ、
ヤツラは、とくべつ、だって。
みただけで、あっただけで、
だって、
異常やもん。
なにを云いたかった?
生きていても、いいですか?
あのね、
産まれて、
生かされて、
なんねん?
ま、
じゅうなな、くらいかな?
そこまで、
生きさせてもらえたら
あとは、
もう、
やな人もいるかもしれないけど、
もう、
運命、でしょう?
たとえば
私の父のように
30歳で死んだ人
たとえば
私の母のように
50歳で死んだ人
たとえば
私の兄のように
若いみそらで死んだ人。
人は
平気で
死んでゆく。
私の詩は、
死んでいくことを前提に書いてる、
なぜって?
人は、必ず、絶対、死ぬから!
この若さで(照れ)、
じぶんより年上の
血の繋がった身内がいない。
なら、人は、死ぬことを前提に
生きるって
想ったって
よいでしょう?
生きていてもいいですか?
ああ、悩み苦しむことを前提に
生きてゆくことは、ありだと想いますよ。
そして、
生きてゆくなかで、
生きてさえいれば、
きっと
喜びや楽しさも、
味わえるものでしょうから。