無償の愛
宇宙、
なんて言葉を出すと
なんて大袈裟なことを云うんだと
呆れられてしまったり
ウザがられてしまったりするのかな。
でも、
時間が目にはみえないかぎり
だから、それに叛くことができないかぎり
僕たちは
まっすぐに終末へ向かって
生きてゆくしかないことも、
知ってた?
まるで関係のない
遠すぎる未来の話だけどね、
そして、けれど、いつだって、
そんな宇宙や時間や未来のホラ話とは
まるで無関係に、
確実に云えることがあって。
僕たちは、
無償の愛にくるまれて、いきている。
まるで、
心臓をロンギヌスの槍で
貫かれたみたい、
に
無償の愛に刺されながら
って
比喩を使ってもいいんだよ。
僕は
なにひとつ
上手にこなせないけれど、
人は
喜びよりも、悲しみを、
憶えつづけて、生きていって
しまうものだけど、
どこにだって、
新しい道は、
いつだって、
新しい道は、
つらいときだって、
新しい道は、
ホラ、
そこに在り、
ただすべての人に、
無償の愛を捧げる人にだけ、
無償の愛で、貫いてくれたり、
無償の愛で、くるみこんでくれたり、
する、
らしいよ?