たとえばこの「好きっ」を
わたしは、寂しくても、いい。
寂しいなんて、あたりまえだから。
わたしは、寂しくても、いい。
な〜んて、強がってみたり、ね?
けど。
これは、ホントで、
わたしは、
(彼女を)
悲しませなくていい人生を、
生きたいなぁ。
そんなわたしのこころに刺さる、
この人の言葉は、胸に沁みる。
そんなわたしに希望を与える、
この人の温かさは、肌に沁みる。
今まで、たぶんだけど、
どこのだれのことも
十全で好きになれなかったよ。
嫌、べつにね、
この人が必ずしも、
正しいと想っているわけではない、
のであるよ?
ただ、なんて、かなぁ?
少し悲しくなるんだよね、
この人といっしょにいると。
「まるで、悲しがってた、
とても、悲しかった、
じぶんを、再体験してるみてーな、さ」
のなら、
この人は、わたしの、
ナニカ、
なんだろーねー?
強がりは、好きよ?
泣き崩れる、様より。
寂しさも、
受け入れるわ。
けっこう、陽気に、笑い飛ばして、ね?
たとえばこの言葉が、
星の降る夜、
降る星と同じように、
夜、散る花びらを、
降らしてくれるのなら、
星、降る、美学に、
花、散る、美学に、
さ────────ッって、
流れる、
切なさ、なんて、
笑って、笑って、笑い、とばして。
美し声で、
「好きっ」って、云う、よ?
ホントの、ホンキで、
「好きっ」って、云う、よ?
後悔しても、手遅れ、なんだ、よ?