クリスマスのうた
さみしさも
こおりつくよな白い夜
悲しさを
噛まずに飲み込む白い夜
ただ生きてゆく
だけでも辛いし
ハッピーなんて
夢のようだと
想いそうなら
そんな夜
一度だけでも
深呼吸して
寒いけれども
窓を開け
夜空をみあげて
みてごらん?
かつて犯した罪だとか
これから汚す純だとか
すべて忘れて
深呼吸して
夜空をみあげて
みてごらん?
そこにあるのは
何百年
前に光った星たちだって
わからないけど
そうだって。
なら
今
ただ今
たった今
光ってる
それらの星の
今の光は
何百年もかけて届くと
いう嘘みたいなホントもあるし
そのころ生きてる
人などいないし
なぁーんてね
なんてか細い運命のうえ
生きてるんだろ
人類なんて
そんな中でも
ボスを目指して
他人を蹴落とし
生きるとか
そんな中でも
清貧ぶって
ただただ死ぬまで
生きるとか
いったいなにを
やってんだろね?
さみしさも
こおりつくよなクリスマス
悲しさを
噛まずに飲み込むクリスマス
ふと気がつくと
愛する人と
温めあえないクリスマス
ねぇ、
教えてよ?
いるなら、神さま。
生きてくためには
愛と
勇気と
罪と
辛さと
あとどれくらいの
覚悟がいるのか、
ねぇ、
教えてよ、
いるなら、神さま。