涙
眠りはたいせつだと
教えてくれた彼女たちの
たとえられないくらい美しい笑顔を
いつも想い出せる
風景が黄昏から一気に黎明へと変わる
女神さまのキスくらい
あたたかく感じさせる言葉も
夜中の天使なんてそんなやすっぽい
そんな感じやすい女たちじゃないんだ
もうクラクラするくらい美しい笑顔と
ムラムラするくらい艶やかな唇と
ちゃんと云っていいかな
ほんとうにありがとうね
ほんとうに信じていいんだね
二度と忘れてあげないよ
君のいたずらな「愛してる」って告白
儚さを隠す陽気な笑顔
さみしそうなこころを
それでも感じてしまったら
悲しみの唄を C調に歌ってしまって
それでおどけたピエロとかになりたいな
いつまで経っても消えないダイヤの傷みたいに
正直な愛をバカにされた怒りを悲しみを
けれど癒してくれる彼女たちの優しい唄たちが
だから射し込む朝のきらめく陽光を
君のおかげだと想うとき
君のことを忘れられない
未来だけが残って涙を流させるのはなぜだろう