ポエム
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歌の天使のうたう歌

長い小雨が降りつづく
夜も真夜中午前四時
もう朝だから起きている
人も獣もいる街で
良いメロディーを聴きたくて
万の正しい人々の
やすらかな笑みを想いつつ
億の優しい人々の
命をそっと撫でる歌

長い小雨が降りつづく
皐月無神の暗い夜
雨音に酔う深い夜
寒さじゃなくて寂しさに
そっと震えて目が覚めて
いままで生きて来た日々を
なぜかゆっくり想い出す
お気楽なだけじゃ無かったが
不幸ぶるのだけは嫌

歌の天使のうたう歌
雨音交じりに流れてる
悲しみさえも煌めかせ
心を綺麗に染めあげる
そして言葉は空を飛び
みんなに笑顔の絵をえがく
雨の降る夜ひとりきり
そんな夢みて魂を
暖めているこの街で








22/05/14 11:17更新 / 花澤悠



談話室



■作者メッセージ
週末なのでほぼ眠らすに、書きました。て、うそ。お年寄りなので朝が早くて時間を持て余して、書きました。まぁ、そのどちらでもいい時間ではある。ひとつだけ言えるのは、あまりまともじゃない行為だぞ。と。

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