ピンクムーンの愛の真実に
愛を、想い出す。
桜花舞うなか初キスした、はるの日
想い人と歩いたなつの早朝、白い砂浜
月下、瞳みつめ合ったあきの夜
抱き合って暖め合った、木枯らしのふゆ
僕は愛を、いつも想い出す。
愛は、君の目にはみえていなくて
君には透明な真実にみえるかもしれないね
それはみえないことと同義
けっして伝わらない新月の輝き。
けれどたったいま、そこにあるのは
こんやのピンクムーンの輝き。
けっして伝わらないはずのない
スーパーフルムーンの大きな真実。
だからこんやだけは言っていいかな
この、ピンクといいながら真白な満月が
鏡のように真実を映す、僕の愛だって。