ポエム
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えいえんの花


ふりかえる物語

そして想い出すだろう花の舞う四月


しずかな空に舞う花のかろやかな浮遊

この音もしない世界の安らかな寝顔

指輪をはめればみえる光景だという約束


それを信じているわたしの薬指が

運命のやわらかな光を光らせている

ちゃんと残された希望を掬いとるね?



瞳を洗ってくれる春風に吹かれ

いまここにあたたかい新生と添い遂げる

でもほんとうは降り積もる花の優しさは

わたしのほおをそっと撫でてくれるんだ

一歩を踏み出す背中を力強く押してくれる



この美しく煌めく春の世界に希望を貰ったんだ

降るはな、舞うはな、積もるはな

ここでこの世界すべての人たちに感謝を捧げる

ときは変わりゆき、ときは変わりゆく、みらい

もう、ときを掬いあげたほうがいい

苦しい断罪など考えないほうがいい

降るはな、舞うはな、積もるはな

許せない憎しみの火傷は忘れ去ったほうがいい

癒せない心の傷は棄て去ったほうがいい

ときは流れゆき、ときは流れゆく、えいえん











22/04/10 04:32更新 / 花澤悠



談話室



■作者メッセージ
だ、か、ら、ぁ。何時に詩を書いてんだ、あーたは? 早く寝たほうが、良いと思いますよ? うっせぇ!そんなことゆうなら、もう寝ますとも。おやすみッ!

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