ふたりの旗
旗をふれ
白く正しく潔く
あすはこの手に掴もう正義を
いつだって
ほんのり赤い朝の部屋
目を見て言えるぜこのキスマジだぜ
片目だけ
そっとあけてもいいんだよ
傷つかないで嘘をついたよ
不幸じゃない
僕はちゃんと空を見て
降る雪を見て凍えても幸せ
聴かせてよ
あんなに心を揺さぶった
生きてゆこうと誓えたあの歌
その口に
そのくちびるにその舌に
僕は激しいしるしをつけたい
照れ笑い
している背中が揺れるのを
黙って見ていた可愛いあなたの
僕なんか
いらない悪口聴くけれど
世界がそうでもあなたがいるから
そんな訳で
死ぬの生きるの悩まない
あなたを見るたび生きると誓える