ポエム
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いちばん綺麗な

(短歌七首)


黒髪の少女の瞳が真っ直ぐに語るチカラに慰安のほろほろ


エーテルをその目でみたという電波ちゃんと強めに信じていますよ


しんしんと雪の子の名をささやいて二月の夜空は星浮くみずいろ


しめやかな秘密が逢いたいだけなんて音さえしないふたり、この距離


いつのまに雪がささやきあっている?聴こえるはずない「幸せな夜ね」


問いかけるすれ違いのあと少しだけ優しい風が吹いた気がして


転びつつ雪道あるき汚れても一番キレイな君だけが好き






22/01/31 21:31更新 / 花澤悠



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