不思議な泉
(短歌六首)
沈まない夕陽がないと知っている
木枯し吹く街知識にすがる
つまびらかにされたこの世の真実も
愛や恋には照れてるみたい
龍安寺の石庭をいま見る君は
海の果てまで見ている遠い目
未来まで見られる瞳を持つように
世界遺産を見ているあなた
その門をくぐれば真の幸せを
得られるというけどくぐれない
あの人は泉のような人だった
水面と水底その熱の差よ
沈まない夕陽がないと知っている
木枯し吹く街知識にすがる
つまびらかにされたこの世の真実も
愛や恋には照れてるみたい
龍安寺の石庭をいま見る君は
海の果てまで見ている遠い目
未来まで見られる瞳を持つように
世界遺産を見ているあなた
その門をくぐれば真の幸せを
得られるというけどくぐれない
あの人は泉のような人だった
水面と水底その熱の差よ