ポエム
[TOP]
ただ空に罪はないのだから



変化する雲を眺めて
なんて潔くないんだろうと

軽めの涙さえ浮かべたりしていた

青空を泳ぐ
透きとおりそうな白さが
羨ましくてたまらない
真っ白なわたがし

後悔しないに決まっているのに
進化ばかりして
それってホント
お日さまにたいする
叛逆にさえ
みえるほどだよ

涙浮かべて、ひとりっきり

雲を見上げる、バカな夢見びとみたいに
まるで世の中の嫌われものみたいに
雲の進化を認められないのは

きっと、
じぶんの変化が

じぶんでむしずがはしるから?

僕はできるものなら
お日さまみたいに
変わらないものに
なりたかったなぁ

いまとなっては、無理なんだと知ってる

けど、僕は。

なりたかったなぁ………







21/10/27 20:59更新 / 花澤悠



談話室



TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c