ポエム
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六月のラストシーン
洗濯を干す行為
よくわからないけど
部屋干しばかりになる、ひとり暮らし
うっすらと青い夜の月をみあげて
梅雨の晴れ間の夜を愉しむ
いつまでも消えないでほしいカッパえびせん
けどその終わりはすぐにやってくる
その美味しさは麻薬のようで
ばらばらとこぼしたこなを掃除して
明日もその美味しさを感じたいと思う
いまも生きている実感があるから
私は生きているとも思う
それで、いつのまにか六月もラストシーンを迎える
21/06/01 22:03更新 /
花澤悠
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