ひとり ひとりっきりに
すこし
ほんのすこしだけ
人を疑ってしまった日に
その人と
別れてしまった
かるめの言葉がすこし
心のかるさに思えたから
かってに物語を
つくりあげてしまったのが理由
いちどこぼれ落ちた言葉は
にどと消えない
じぶんにとってはただのこぼした言葉でも
あいてにとっては心に残る傷だったりする
ほんとうの心を
伝えられないまま別れて
あんなにつめたい涙をみて
あんなにさみしい笑顔をみて
想いだされるのは
ふたりのやさしい時間
えいえんのふたりだと信じていた
けっして許せないのは
ひとりっきりになったこのバカ
えいえんのひとりをいきていけこの大バカ