ひとりになっても泣かない
ひとりになっても
泣かないと
わたしは誓った
いまは亡き
わたしが一番好きだった
わたしを一番好きだった
ふたりでいれば
なにもいらなく
ふたりでいれば
ひとりになっても
寒くもなかった
てか
暖かかったあの人に
わたしは誓った
いまは亡き
そのころ世界は
怖いやまいで
ひとみな心を病んでいた
だれかを
愛することさえダメだと
世界は全てを否定していた
そんな中
ふたり寄り添い生きていた
人間なんて所詮は個人だ
ふたりでいたって
所詮はひとりだ
そんなふたりもいるだろう
そんな愛情友情もある
けどわたしたちのその音は
すっごく綺麗に鳴っていた
ふたりでひとつの音奏で
ふたりでひとりになっていた
そんな想い出残された
わたしはどこへ行けばよい?
わたしはなにをすればよい?
ひとりになっても
泣かないと
わたしは誓った
いまは亡き
わたしが一番好きだった
わたしを一番好きだった
ふたりでいれば
なにもいらなく
ふたりでいれば
寒くもなかった
てか
暖かかったあの人に
わたしは誓った
いまは亡き