春の陽射しにさそわれて
すみだ川の土手を歩く
土筆が
出てきている
春だなぁ
なにかいいことでもあったみたいな
気持ちになれる休日です

水彩画でうすく描いたような
綺麗な水色の空のした
干している
となりの家の黄色いＴシャツがはためいて
なんだか
清々しくて
なんだか
生きてきて良かったなぁ
って
大げさだけど
思えるのですそれが春

道端に咲いてる
名も知らない
小さな白い花が
そよ風に揺れているのを

ウキウキしながら
みてたりね

あと
あどけないちっちゃなタンポポとか

それに
これも名も知らない
小さな白い蝶が
あっち行ったり
こっち行ったり

生のいとなみとかも
感じたり

春はようやくやってきて

こころを洗ってくれるのです