ポエム
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君の綺麗でつめたい指
風の砂漠の
オアシスに
白い罪びと、いるという
聖なる泉のそばにいき
そこでしずかな君の目を
乾いたみたいと、嘘つき、みつめる
深夜つめたい月光に
照らされながらみつめ合い
しずかな光がさらさらと
眠るしかばね起こすとき
僕よりかなしい顔をして
甘い匂いの息を、吸う

もう、忘れることなど、ないのです

君は、綺麗な、冷たい指で
夜の帳をそっと引き
それでなくても泣きそうなのに
無理に笑って僕へと寄り添う





21/03/13 13:32更新 / 花澤悠



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