ポエム
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愛をささげて、夏は終わる

鏡に映る白い顔が泣きそうに


喧嘩して罪を責め未来に怯える


あなたの襟をつまんだ指、なぜ震える


なぜ逢ったかと泣きながら訊いた夏祭り


気楽な幸せを願ってもいいはず


黄昏の大橋の上、夏の終わりのキス


耳をすませば、線香花火の最期


水面、波を揺らすのは風


ほおずき膨らませて頂きます




20/10/22 03:15更新 / 花澤悠



談話室



■作者メッセージ
《自由律の俳句、九句》を連ねてみました。
なんか、連続性があるような、無いような。

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