ポエム
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星空が部屋へ来た


太陽と同じ遠さから朝日は来てくれる
のを知ったとき
たゆたう海上で海が耳にはいった


氷雨の夜は眠れないガラス窓に水滴
髪を乾かしながら
罪を洗う夜に酒が必要だという逃げ


こよいも一行送れないメール
のことさえ責めずに微笑む
銀杏が風に舞うやさしい夜もある


星空が部屋へ来たのでほろ酔い




20/10/13 07:37更新 / 花澤悠



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