生きて、殺されて、生きる
私は一度殺されてる
誰にだったのかは、忘れた。
楽しく生きていたのに
夢ばかり見て
生きていただけだったのかもしれず
うそばかりついていたのかもしれず
けれども愛を錯覚していたと
誰かに突きつけられた夜
わかるけど、大げさだって、あなたは言う。
詩的比喩だねって、あなたは分析する。
あなたには、届かないんだ、
それはいい、仕方のないことなんだろう
寂しいけど
でもほんとうに
私は一度、
たしかに殺されたんだ。
ねぇ、教えてあげるよ。
私は一度殺されてる
誰にだったのか、忘れた。
じさつ、ではないです
ふたたび動き出した心臓よ、
二度と殺されないために
誰も信じるな、
ごめん、
私のことも、信じるな。
二度と殺されないために?
ああ、そうだ
あなたのことだけ、信じてる。
誰にだったのかは、忘れた。
楽しく生きていたのに
夢ばかり見て
生きていただけだったのかもしれず
うそばかりついていたのかもしれず
けれども愛を錯覚していたと
誰かに突きつけられた夜
わかるけど、大げさだって、あなたは言う。
詩的比喩だねって、あなたは分析する。
あなたには、届かないんだ、
それはいい、仕方のないことなんだろう
寂しいけど
でもほんとうに
私は一度、
たしかに殺されたんだ。
ねぇ、教えてあげるよ。
私は一度殺されてる
誰にだったのか、忘れた。
じさつ、ではないです
ふたたび動き出した心臓よ、
二度と殺されないために
誰も信じるな、
ごめん、
私のことも、信じるな。
二度と殺されないために?
ああ、そうだ
あなたのことだけ、信じてる。