幸せのおわりなんて、認めない
このあとどうなるかなんて、
だれにもわからないから
あたしの獣を解きはなち
わっし、わっし、と
ステーキをほおばる
バルコニーからみえる景色
くろいモヤにおおわれて
ゆらゆら揺れているけど
ガッツを心に書き込んで
君の心に届けたいのはせんえつかな~?
おまけにあたし電波になって
君のもとにたどり着けそうなのです
だってひと晩じゅう身体に触れてみたい
このせくしーな気持ちだけ
いきなりビリビリ心臓を締めつける
からそれが幸せだと知っている、から
レタスが必要なことも知っている、のも
ステーキはブラックペッパー多目に、ね?
だから、レタスレタスレタスッ!
でもって、その
幸せな絵を描くキャンパスは
真っ白な大きめのお皿のうえ
鼻を鳴らしてこじしみたいだろ?
あたし、
こじし座ってこの歳で初めて知った
そんなこと多いよね~?
だからまだ死ねないよ、ね~?
だってこの幸せに
おわりはないもん、ね~?
あたし、幸せのおわりなんて、
絶対、認めないッ!