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好きが消せない恋ならば、忘れちゃいけない女伊達

寂しい夜よやって来い
夜空に響く鐘も鳴れ、
煌めく星のしたたりを。
罪を重ねた冬の部屋。

体を重ねた冬だった
星がみえない夜もあり、
新たな喜びみつけたり。
月は金色、黄金色。

そしてかすかな羨望が
胸に産まれる暗黒の、
心よ遠くへ行きやがれ、
あのとき信じた恋情は、

抵抗もせず死んだけど
好きが消せない恋ならば、
忘れちゃいけない女伊達
今となっては、懐かしい。

煌めく星の蒼ささえ
夜空はそっとつつみこみ、
煌めく星の蒼さなら。
私の恋を殺せるか。




20/04/01 06:44更新 / 花澤悠



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