ポエム
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わたしの心(みつけてしまったしあわせの詩)
秋の、早朝の、爽やかなころ、
あえて、徹夜で、詩を書いてみたら、
こぼれおちた、言葉たちは、まるで、
珊瑚礁のように、真っ白なノートの、

深海で、輝いて、希望を、照らしている
あけるまえに、夜は、そっと、
一晩つるされていた、星をひとつ
窓からこの机に、残していってくれたから

夜には、ありがとうと、伝える
世界は、静かに裏がえり、
朝は眠気覚ましの、小鳥の歌を聴いて、
ゆうっくりと、空に昇っていく

街が、起きだして、
いちばん綺麗なイベントが、はじまる
見わたす限りの、世界の色が、
くれない色に、染まっていく

なにがしあわせなのか、と、
いまの私に、問いかけてほしい
しあわせ、なんて、気持ち、
さっきから、みつかってしまっている

まるで花の都が、ここにある
でも、もう、いいんだよ、って思ってもいい?
わたしの心を、どう、使おうが、
それはわたしの、勝手でしょう



19/10/03 02:24更新 / 花澤悠



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