ポエム
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たどり着いたらそこは夕凪


美しい
貴女に呪いをかけたいな
どんなときでも私を好きって

水溜り
アメンボの波浮かんでる
まるで世界が変わるきっかけ


傷ついて
三日月尖って空高く
心が鋼という嘘も知る


千切らせて
貴女がみんなに優しくて
慈母のようなら、そんな愛なら
 
久しぶり
雨風が心に入り込む
惚れたらダメだ、弱くなるから

春が立ち
夕日が部屋を侵すから
汗にまみれて愛しあおうよ

半そでが
湿って部屋に干されてる
見たことないヤツ、趣味悪いシャツ



カラカラと
笑えるからだよカラカラと
笑っているのは。

安心しててよ



浜辺にて
命を見守る野の花が
花びら散らして落とす夕凪






19/09/17 23:10更新 / 花澤悠



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