ポエム
[TOP]
闇堕ち


(短歌十首)


愛犬を旅行に連れて行く気持ちみたいな優しい配慮が欲しい



SAへ遊びに行きたいそんな気にさせる桜の舞い散るこの国



微笑みを絶やさないよう生きて来た心が黒く染まらないよう



知りたいな君の心の星をみるベストな角度はどれなんだろう



少年の頃に見つけた貝殻を今でも持ってるあの人が好き



ムキになるほどの美文が描きたいなもっとリアルな感性になれ



占いは好きじゃないんだ一日の最後まで欲張りたくなるから



気がつけば天気予報が当たるのが普通みたいな時代になってる



いいものをいいと云ってもいいくらい自由な流れに漂う老骨



すぐに火が付く気持ちだけ細やかに検証しないと闇に堕ちそう




25/05/29 07:18更新 / 花澤悠



談話室

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c