君への想い、君からの想い
生きること、
どうしてなんて訊く野暮は
云ってはダメだ、君の前では
君の首
よりも儚い寂しさは
どこにもないと後ろから抱く
「指切りに
なにかの意味があるのなら
きっとじぶんはしあわせなひと」
夜よりも
悲しい罪は無いだろう
だからこそかな?「笑って」と君
笑うって
生きることだと想います
本気で真面目に、そう云った君
「そんな罪
知らずにまっすぐ生きたいと
希んだ僕は、罪人である」
この街を
みおろす雲に君は棲み
オロオロしたり、やさしく泣いたり
生きること、
汚れ、迷って、立ちつづけ
ま白な君に、すがれば、笑える
寂しさも
君の前なら寂しくも
なくなる魔法を君から学んだ