ポエム
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君への想い、君からの想い


生きること、
どうしてなんて訊く野暮は
云ってはダメだ、君の前では


君の首
よりも儚い寂しさは
どこにもないと後ろから抱く


「指切りに
なにかの意味があるのなら
きっとじぶんはしあわせなひと」


夜よりも
悲しい罪は無いだろう
だからこそかな?「笑って」と君


笑うって
生きることだと想います
本気で真面目に、そう云った君



「そんな罪
知らずにまっすぐ生きたいと
希んだ僕は、罪人である」



この街を
みおろす雲に君は棲み
オロオロしたり、やさしく泣いたり


生きること、
汚れ、迷って、立ちつづけ
ま白な君に、すがれば、笑える

寂しさも
君の前なら寂しくも
なくなる魔法を君から学んだ








24/08/07 19:23更新 / 花澤悠



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