あたらしいいちにち 3
あたらしい
朝日はまいあさ昇るから
あなたを照らすキラキラのやつ
締め付けられた夜が終わり
信じられない苦しみにも
眠れなかった部屋にも
あかるい朝日が
さしてくれるまるで清めてくれる色で
なにも知らなかった過去は
けっこうしあわせだったかな
知ってしまってからは
辛さを引き摺りながら生きている
いのちは生きるための道を
歩むだけだという悲しみが
過去を振り返りながら
瞳の淵あたりに滲み出てしまって
すこしだけ楽しい未来や希望が
新しい空気に
すこしだけ甘酸っぱい香りを
漂わせてくれている
色んなことが
あるんだずっと前から生きてんだから
これからも
どんなことがあったって
生きてくんだから
がんばれって
じぶんを応援してやる
朝日だけは揺るがない絶対の約束どおり
やって来てくれるもんだから
守るのは
たにんを支配 するためじゃ
なくてじぶんが やさしくなるため